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好文学園女子高等学校

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校長メッセージblog 好文木

2017.04.07

平成29年度入学式式辞

新入生誓いの言葉t 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。保護者の皆様にも心からお祝いを申し上げます。また、ご多忙にも係りませずご出席賜りましたご来賓の皆様にも厚く御礼を申し上げます。
 さて、みなさんの中には、好文学園が第一志望で今日のこの日を待ち望んでいた人もいれば、公立の試験に落ちて少なからぬ挫折感を味わったという人もいるでしょう。失敗や挫折は誰にとっても出来れば避けたいものですが、残念ながら、失敗や挫折を経験せずに順風満帆の人生を歩める人はほとんどいません。
かく言う私も中学受験で失敗しました。高校受験では頑張り志望校に合格できましたが、気を抜いたせいで大学受験でまた失敗し、3度目の正直でようやく志望大学に合格できました。人より2年遅れとなりましたが、卒業後は希望していた大手総合商社に就職することが出来ました。しかし、またまた商社の仕事でも度々失敗をし、本当によく怒られていました。基本わたしはあまり頭の良い方ではないと思います。上司から朝から晩まで一週間怒られ続けた時には、さすがにめげかけたものです。しかし、その指導のお蔭で仕事の基本を学ぶことができました。それが、その後の中小企業の経営や現在の学校運営にも役に立っていると感じています。
 先月還暦を迎え60歳になりましたが、これまでの人生を振り返ると、今に至るまで受験や仕事、人間関係において数々の失敗と挫折を経験してきました。私はまさに「失敗と挫折の総合商社」そのものと言えるかもしれません。しかし、数々の失敗や挫折から学び今があることを考えますと、失敗や挫折に感謝する気持ちにさえなります。
 「成功」の反対は「失敗」ではありません。「何もしないこと」です。「失敗と挫折の総合商社」である私でもここまでやって来られたのです。みなさんもやればできます。 失敗を恐れず勇気を出して一歩踏み出してください。失敗や挫折から学ぶ力を私は「挫折力」と呼んでいます。みなさんも、勉強やクラブ活動、学校行事に果敢にチャレンジして「挫折力」を身に付けてください。
全体の様子 これから皆さんは新しい学校で新しいクラスで新しい友人関係を築いて行くことになります。私たちは一人で生きて行くことは出来ません。他者とコミュニケーションをとって行かねばなりません。そして、全ての問題は人間関係に帰結すると言っても過言ではありません。
沢山の友人を持ち親友と呼べる友がいる人は幸せだと思います。しかし、私は、そうあらねばならないと思い込むのはやめたほうが良いと思います。世のなかには社交的な人もいればそうでない人もいます。沢山の人とワイワイやるのが好きな人もいれば、一人でいるのが好きな人もいます。私は自分で社交的な方だと思いますが、孤独を楽しむ一面も持っています。
しかし、人は人との関係性の中で生きて行くものですから、孤立することは良くありません。大事なことは、先ず、自分がされて嫌なことは人にしないということです。そして、挨拶や丁寧な言葉遣いなど相手を尊重したマナーを以て他者と接することです。マナーを身に付けることは、知識やスキルを習得するのと同様に生きる上で極めて重要なことです。
本校は「自立した社会に貢献できる女性を育てる」ことを使命と定めていますが、これは決して、企業の役に立つ人間を造るという意味ではありません。生徒一人一人が、現実を直視しつつも高い理想を掲げ自分サイズの未来を拓くことが出来るようにサポートすることだと考えています。本校の生徒指導方針の根幹は「傾聴と共感」であります。しかし、自立を促すためには、過保護であってはならず、過干渉であってはなりません。時に厳しさも必要です。それぞれが多少の我慢を強要され、競争しながら同じ空間で共に生きて行くのが健全な人間社会の姿だと考えます。保護者の皆様に於かれましては、どうぞ本校の教育方針をご理解頂き、何卒よろしくご協力の程お願いいたします。校門の様子
みなさんがこれからの3年間切磋琢磨する中で、私たちは全力でサポートします。職員室のみならず校長室もいつもオープンにしていますので、疑問や相談事があれば遠慮なく訪ねて下さい。3年後、みなさんが晴れやかな表情でこの場で卒業式に臨めることを心から祈念して、私の式辞といたします。

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