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校長メッセージblog 好文木

2017.07.19

ノンアルコールビール

 最近インターネット上で、職場の休憩時間中にノンアルコールビールを飲んでいた女性が、上司からとがめられ出勤停止して反省文を書くことを命じられたことの是非を問う議論が白熱していました。当初はアルコールが1%未満のものをノンアルコールビールと称していましたが、今は完全にゼロ(アルコール度0.00%)の製品が多くなりました。以下で述べるのは、アルコール度0.00%完全にゼロのノンアルコールビールのことです。これは法律的には何時、どこで飲んでも問題はありません。とはいえ、現段階では仕事中に飲むのはNGというのが支配的な空気のようです。
 そこで、この問題を1年1組の「やさしい経済学」の中で取り上げ、生徒たちの意見を聴いてみましたが、ほぼ大半が、仕事中にビールを飲む時の雰囲気を味わう必要はないからという理由で、職場でノンアルコールビールを飲むのは良くないというものでした。ただ、仕事中はダメだけど休み時間ならいいのではという意見もありました。
 ノンアルコールビールは、飲酒運転の罰則が強化された2002年の道路交通法改正から需要が伸びてきました。また家庭において、食事の後片付けなどの家事や子供の世話をしなければならない時、ビールを控えてノンアルコールビールを飲むようにもなりました。ノンアルコールビールを飲む人はほとんどが日頃ビールを嗜む人です。
 私自身、車の運転が必要でアルコールが飲めない時、みんながお酒を飲む雰囲気を壊さず自身もビールの味も楽しめることからウーロン茶ではなくノンアルコールビール(アルコール度0.00%)を注文することがありますが、仕事中や休憩時間にノンアルコールビールを飲むことには抵抗があります。アフターファイブとのけじめがつかない様な気がするからです。
 ところが、先日、ニュースでビールの売れ行き不振に喘ぐビールメーカー各社がノンアルコールビールの販売に力を入れるため、職場に自販機を設置する動きが進んでいると報じていました。サントリーは既に社内食堂にノンアルコールビールを置いており、いつでも飲めるようにしているそうです。また、顧客への自販機設置にも積極的とのこと。「会議の雰囲気が柔らかくなり活発な議論が望める」との声もあるようで、ノンアルコールビールOKの企業が増えそうです。
 但し、未成年者に対するノンアルコールビールの販売については、アルコール分ゼロなら飲んでもいいとはいうものの、ビールの味を知らないはずの未成年者に敢えてノンアルコールビールを飲む機会を与えることで本物のビールへの興味が喚起される可能性があり飲酒を誘発するとして小売店側が販売を自主規制しています。
 クールビズも当初は、暑さ対策、省エネ対策だったのですが、今では職場の雰囲気が明るくなり自由な発想が生まれるというような理由から必要以上のカジュアル化が進んでいるように感じます。経済成長が低迷し消費が伸びない中、企業の販売促進戦略が透けて見え、複雑な気持ちが致します。
 

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