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好文学園女子高等学校

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校長メッセージblog 好文木

2018.01.15

1点の差

IMG_0802 今季最強最長の寒波が居座り、朝の気温はマイナス、手袋をしていても手がかじかむそんな中、先週末2日間にわたるセンター試験が行われました。
 平成20年に特進コース設置以来、私は毎年大阪天満宮にお参りし、「通り抜け鉛筆」(通称、合格鉛筆)を買って帰り、センター試験を受ける生徒たちに手渡しています。最近は特進以外のコースからも個別指導を受けてセンターに挑戦する生徒が出てきたので、特進コースの人数分より少し多めに買ってきています。大学全入時代を迎えたというものの、難関大学への道は険しく、1点の差が合否を分ける非情な戦いに挑む生徒たちにエールを送らずにはおられません。
 私の時代は、センター試験はおろかその前の共通一次試験もなく、国公立も私立も独自入試一本、一大学一学部一回だけの試験、まさに一発勝負の世界でした。私はこの一発勝負に3年連続で挑戦し、ようやく志望大学の合格を手にしたのであまり偉そうなことはいえません。当時、大規模な私大は一学部「1点500人」といわれており、1点足らずで涙をのむ受験生が500人といわれていました。
 スポーツでは相手が自分を上回れば負けます。ここまでやったら絶対に勝つという保証はありません。しかし、受験は理解すべき範囲が決まっておりそれを完璧にやれば合格できます。そして満点以上の点はありません。やることが決まっている勝負といえます。
 私の経験でも希望的観測で受験に臨んだ時は失敗し、自信を持って臨んだ時に成功しています。その差は各教科の各分野において取りこぼしなく理解が出来ているかどうかです。得意分野が出れば点数がとれるというのでは、得意分野だけが出題される確率は極めて小さいので、本番での失敗の確率が高くなります。私の二年目がそうでした。三年目、文学部の試験後、予備校の出す模範解答速報を見て満点を確信できた時の達成感は今でも鮮明に覚えています。
 受験勉強に独創性や創造力の育成を求めるのは無理です。それは大学での学びに譲るべきでしょう。しかし、大学での学びの前提となる基礎知識の習得と論理的思考力を身に付けることは出来ます。これは将来どのような仕事に就いても必要な事項です。しかし、1点差では基礎知識や論理的思考力にどれほどの違いもないではないかといわれればその通りです。違いを観ることは出来ませんが、1点差で合否が分かれるという不条理を回避するために何が必要かを学ぶことが出来るところに受験の意味があると思います。

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